味処さかもと
味処さかもと
福岡方面からだと景勝地・虹の松原を抜けてすぐ、唐津市街の入口にたたずむ。現在店を営むのは3代目の坂本さん夫妻で、ルーツは80年ほど前に店主の祖母が東唐津駅前で始めた食堂というから歴史は長い。かつては「坂本食堂」という名で営んでいたことから、地元民からは“さかしょく”の愛称で親しまれ、長年足繁く通う常連も。3代目はホテルや和食店、寿司店で腕を磨いた後に家業を継いでおり、ちゃんぽんや中華そばといった創業時からあるメニューに加え、今では寿司や海鮮料理も同店の名物だ。
【店主：坂本さん夫妻】
福岡などで料理の腕を磨いた店主の坂本さんと奥さんの2人で店を切り盛り。3代目が店を継いでから上海鮮丼や刺身など唐津ん魚を主役に据えたメニューが少しずつ増え、今に至る同店。大将は「県外に修業に行って強く思うのが、やっぱり唐津ん魚の品質は素晴らしいということ。水揚げされる魚種も多彩ですよね」と笑顔で話す。
遠方からのお客の目当ては唐津の海鮮
ちゃんぽんや中華そばと並ぶ人気メニューが海鮮丼。通常の海鮮丼（1,430円）も唐津の地魚を使うが、イチオシは唐津産の活き車海老の刺身がのる上海鮮丼だ。店内の生け簀に泳ぐ車海老を使うから鮮度の良さはお墨付き！
『上海鮮丼 2,420円』
天然の活き車海老、ヤリイカ、ヒラメ、カンパチなど唐津で水揚げされた魚介をメインに、全8ネタがのる豪華な丼。甘口の醤油をベースにした特製ダレとの愛称も抜群。小鉢、吸物、香の物付き。
所：唐津市東唐津4-2-19
営：11:30〜OS14:30、17:30〜OS20:00
休：水曜、第3火曜
電：0955-72-2842
駐：有(12台)
席：27席
※掲載記事 2023.10取材時によるもの
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