山茂
山茂
約40年前に創業し、魚の質、鮮度、味にうるさい地元民の舌を満足させてきた活魚料理の老舗。古き良き昭和の雰囲気を醸す店構えに敷居が高い店かと思いきや、地魚の煮付けや天ぷら、おこぜの唐揚げなど地元民が日常的に楽しむメニューが充実。アラカルトのほか、会席料理も人気で、本日のおすすめ会席(5,500円〜)のほか、3〜5月と9〜11月の伊勢海老コース、11〜2月のとらふぐコース、11〜12月のあらコースなど季節の会席も用意。会席は要予約なので、事前に問い合わせよう。
『活魚料理の名店』
生まれも育ちも唐津という店主の山下さんは20代前半から活魚料理一筋。店で使用する魚介はほとんどが唐津産で、店内の生け簀にはイカやアジなど活魚も泳ぐ。山下さんは「馴染みの仲買さんから毎日魚を買い付けています。特に仕入れで気をつけているのが魚のサイズ感。理由はどの魚も大きくなればなるほど脂のりは良くなる傾向にありますが、身質がベストかと問われるとそうじゃないと思っていて。脂のりが良く、身もブリッとした程よいサイズの魚を仕入れることが多いですね」と教えてくれた。
『他県に自慢できる唐津ん魚』
「唐津魚市場に水揚げされる唐津ん魚は種類が豊富」と山下さん。コスパ抜群と評判なのが季節の会席で提供されるあらや伊勢海老だが、その日イチオシの鮮魚の刺身が一堂に会するさしみ盛合せもおすすめだ。
『さしみ盛合せ 1人前1,650円〜』
ほとんどの客が注文する看板メニューで、唐津ん魚の旬の魚が主役。写真はネリゴ、ヒラメ、鯛、石鯛、アラ、マグロの脳天の炙り。どのネタもブリッ、コリッとした食感で、鮮度の良さは文句なし。
所:唐津市紺屋町1674
営:17:00〜OS21:30
休:日曜
電:0955-73-0201
駐:3台
席:50席
※掲載記事 2023.10取材時によるもの
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