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新八寿司

2023.11.28
特集

新八寿司

 

 嬉野温泉通りに店を構える『新八寿司』は1963年に先代が創業し、現在は2代目の筒井さんが切り盛りする。カウンターのネタケースには「唐津ん魚」をはじめとした、見るからに新鮮そうなネタがズラリと並ぶ。どれも筒井さんが毎日厳しい職人の目で選び抜いた、極上のネタばかりだ。さらに入り口近くの生簀には活魚が泳ぐ。メニューによっては、ここから取り出したばかりのピチピチな活魚を使用する。

 店内はカウンターと小上がりという、古き良き寿司屋の造り。筒井さんの目が細部にまで行き届くよう、18席に絞っている。観光途中のランチタイムで立ち寄るのはもちろん、近くの温泉宿に泊まった際に地元の料理や地酒を楽しむという利用もおすすめだ。

 

 

【店主:筒井さん】

 

 生まれも育ちも嬉野市のご主人。幼い頃から父である先代の仕事を見て育ち、自然な形で店を受け継いだ。「『唐津ん魚』など佐賀のタイやイカ、タコなどをなるべく使っています。『唐津ん魚』は玄界灘で育つため、身の締まりが良い」という。嬉野温泉名物の温泉湯豆腐と寿司をセットにしたメニューもある。

 

『豊かな発想から生まれた丼たれ』

 

 ランチで人気の海鮮丼セットにはサラダや潮汁が付く。寿司屋らしく酢飯の上には、唐津産のカツオやヒラメ、シマアジなど5種類ほどのネタがのる。特筆すべきはそのたれで、なんと隠し味に味噌を使用。このためたれがまろやかになり、ネタの味わいをより一層引き立てている。

 

『海鮮丼セット』

 新鮮さは折り紙付きのネタを盛り込む『海鮮丼セット』。夜はゴマ和えなどひと工夫したネタも入る『唐津ん魚盛合せ』もおすすめ。

 

所:嬉野市嬉野町下宿乙2285

営;11:0021:30

休:火曜

電;0954-43-2128

駐:有(10台)

席:18

 

※掲載記事 2023.10取材時によるもの

 

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