唐津ん魚 こだわりの店

日本料理 城下（じょうか）

　店名のとおり、佐賀城跡の北側に位置する1963年創業の日本料理店。歴史ある和風の一軒家で、シャイで優しいお兄さんが厨房を仕切り、人当たりのいい弟さんが接客を担当。丁寧な仕事ぶりがわかる料理と接客でもてなしてくれる。料理は基本的に会席コースとなり、魚介は唐津産をメインに使用し、有明産も提供する。祝い事や法事などでの利用が多いのは、それだけ地元の人に信頼されている証でもある。

　日本料理店らしく、料理は素材の味わいを生かした季節感のあるものばかり。魚介だけでなく、野菜類も佐賀県産を中心に使用している。実はタンシチューも隠れた人気メニューで、これをお目当てに訪れる客も少なくないという。

【店主：三根さん】

　主に接客などを行う弟・直博さん。料理とは無関係の仕事をしていたが、結果的に兄と共に店を引き継ぐことになった。今は兄弟で力を合わせて、店を切り盛りしている。「会席弁当や鉢盛（前日まで要予約）などもありますので、お気軽にお越しください」。

『佐賀の食材を使った季節を感じる料理』

　料理は基本的に会席コースとなる。その日に仕入れた「唐津ん魚」を使用した料理などが組み込まれている。祝い事に欠かせない『むしり鯛』には、唐津産の天然マダイを使用。素材の味を閉じ込めた『真鯛の蓮の葉蒸し』などもある。

『土瓶蒸し』

　その日の仕入れによって具材が変わる『土瓶蒸し』。こちらはイサキを使用。繊細な味わいがまさに日本料理の真骨頂と言える。

所：佐賀市水ケ江1-8-1

営；10:30〜23:00　※要予約

休：不定

電；0952-26-5333

駐：なし

席：20席

※掲載記事　2023.10取材時によるもの

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日本料理 城下